アジーに関する知識を深めてクラミジアに備えましょう!

クラミジアの検査について

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クラミジアは男女ともに自覚症状が現われにくいため、自分が感染していることに気が付かないことが多いです。症状が現れない割合は男性で約5割、女性だと約8割という調査結果も出ています。
症状が現れにくいといってもクラミジアに感染すると少しずつ症状は悪化していきます。悪化が進むと精巣上体炎や骨盤内炎症疾患など不妊症の原因となる症状を引き起こすおそれがあります。
そのため、自分のライフスタイルや過去の性行為を見直して危険な行為に心当たりある時は検査を行い、自分が感染しているかどうかを確かめることが推奨されています。

クラミジアの検査方法は2つあります。
1つは抗原検査と呼ばれるもので、クラミジアの原因となっている菌が体内にいるかどうかをチェックします。検査は被験者の尿で行われるため、痛みなどの心配はありませんが正確な検査結果を出すためには初尿を採取する必要があります。最初の尿ではなく途中からの尿を摂取した場合、正確な検査結果を得られない可能性があります。

もう1つが抗体検査と呼ばれるものです。
人間には細菌などが体内に侵入した際にこれらを撃退するための免疫機能があります。この免疫機能により細菌に対する抗体が生まれます。抗体検査では原因菌ではなくこの抗体が存在するかどうかを確かめる検査になります。
抗体は血液中に生まれるため、検体は血液となります。

これらの検査で陽性となった場合はアジーなどクラミジアに有効な抗生物質をしなければいけません。